宿泊地(宿)ですること
宿泊が確保されていれば、宿泊地(宿)ですることは日記をつけるぐらいです。次の宿泊地が決まったら、次の日の細かい歩行計画を立てましょう。
旅先ですることもある
歩き旅に出ると、朝起きて朝食食べて歩いて、昼食食べて歩いて、風呂入って夕食食べて寝る、という繰り返しの毎日になることも珍しくありません。宿などが前もってとってあれば、旅先ですることは、次の日の予定を立てることと旅の記録(日記)を書くことぐらいです。
ただし、歩行中の休憩場所をどこにするかといったような細かいことは、旅先で前の日に決めた方が良いと思います。例えば、次の日の天気予報が雨の場合、休憩場所を屋根のある駅にするとか、宿が未定の場合は思い切って距離を短くするなどということも考えられます。
次の日の宿泊地を決めよう
道のりから決める手順の例を紹介します。
まず、何はともあれ、次の日の宿泊地を決めましょう。これが決まらないことには次の日の予定が立てられません。ただし、テントで野営などをするから大ざっぱでよいという方は、それはそれでかまいません。
さらに、宿泊まりの方で宿が決まっていない場合は、電話やネットで宿の予約をとりましょう。住所や目標物を確かめて、だいたいどの辺に宿があるのか確認しておくと便利です。
次の日の計画を立てよう
最後に、次の日の歩く計画を立てます。人によって違いますが、私は4~5kmを「1セット」として50~55分で歩き、5~10分の休憩をとるようにしているので、計画の立て方は次のような手順になります。
- 4~5kmごとに切って休憩地点を決めていきます。その際には、集落や駅、分かれ道などで切るようにしますが、目標物がないときには時間(50~55分)で切るようにします。もちろん、その場での変更も可能です。
- 昼の大休憩をとる場所を決めます。できれば集落があるところにしましょう。店の有無が心配な場合は、早めに昼食を買っておくのを忘れないようにします。大休憩は30~50分程度が良いでしょう。
- 宿泊地点に着きたい時刻から逆算して、何時に出発したらよいかを出します。日暮れが早い季節などは、できれば余裕を持った設定にしましょう。次の日の朝食の時間を頼むことも忘れずに。