住宅街

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住宅街は、車が少ない、落ち着いた雰囲気、他にも歩行者がいるので邪険にされない…といったメリットがあります。しかし、実は歩きにくさNo.1です。

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行き止まりの恐怖

住宅街を歩いてみると、道自体は何と歩きやすいのだろうと感じること間違いなしです。それは、車が少なくスピードは控えめ、落ち着いた雰囲気、歩行者や遊んでいる子どもなどがいるので邪険にされないといった理由からです。

しかし、住宅街には歩く旅人の最大の敵があちこちに潜んでいることを忘れてはいけません。それはズバリ「行き止まり」です。住宅街は普通なら通り抜けられる道にも家を建ててしまうので、行き止まりがやたらと多いのです。

行き止まりに出会ったらどうするか?-それはもう引き返すしかありません。これは歩き旅をするにあたって最も苦痛を感じることの一つです。なぜなら、せっかく進んだ距離が無駄になるのですから。

結局遠回り

行き止まりから引き返したら次のルートを探して歩きますが、住宅地の特徴として道が迷路状になっていることもよくあります。そのような所に迷い込むと、選択したルートの先がまた行き止まりということもしばしばあります。

こうして何度も行き止まりに出会っていると、精神的にも肉体的にも散々疲れます。そして最後は、とにかく方向などをある程度捨てて広い道路に出る道を探して歩くことになります。

広い道路に出れば後は何とかなりますが、結局はその住宅街を通らないで歩いた方が早かったなどという場合も多々あります。住宅街は地図上でも予測がつくので、できる限り避けるのが賢明でしょう。