歩行計画とコース

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長崎県五島列島・大瀬崎から北海道根室・納沙布岬まで、どのような考えでコースを設定したのか。長丁場ですが、具体的に歩く計画も立てました。

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歩行計画

日本縦断をした当時と違い、当時は子どもが小さく、共働きということもあり、時間のかかる歩き旅はなかなかできないのが現状した。

そこで、今度は一度に歩くのではなく、細切れに歩いていく計画を立てました。さらに、今まで自分で歩いたコースを上手につなぎながら「復路」を完成させていくように考えました。

具体的には、住んでいる東京に近いところから日帰りで歩き始め、遠くになったら泊まりがけで歩こうという計画でした。また、学会などの出張を利用して2~3泊で歩くことも考えました。西がスタートで東がゴールですが、基本的に東京から離れていく方向に歩きました。

コース

コースは、長崎県五島列島・大瀬崎→北海道根室・納沙布岬というルートです。往路の日本縦断のコースと重ならないように工夫して設定しました。

主なポイントは、次の3つです。
 (1) 一度行ってみたかった五島列島の大瀬崎をスタート地点とする。
 (2) 中国地方は瀬戸内・山陰のどちらも通れないので四国を通る。
 (3) 津軽海峡は渡らずに、八戸から苫小牧へフェリーで渡る。

なお、コース全体の距離は約1700㎞程度なので、延べ50日程度歩けばゴールできる計算でした。日本縦断のときは1日の歩行距離は平均30㎞でしたが、日帰りや2~3日の歩き旅では荷物が少ないので、1日30~45km程度歩きました。