先日の12月26～27日に、雪の上を歩くスノーシューに行ってきました。通算８回目の今年は、LittlePeaksのツアーで冬の上高地を体験してきました。

今回は、前回の乗鞍に続き夫婦２人で出かけてきました。コースは、釜トンネル→大正池→田代池→河童橋（復路折り返し）でした。冬は釜トンネルから歩いてしか入れない上高地ということで、人のいない河童橋を見るのが楽しみでした。

ただ、冬は１週間に１，２日しか晴れないということで当日の天気を心配していましたが、なんと当日は見事な晴れに恵まれました。雪化粧の焼岳を背景に広がる大正池、しんとして音のしない田代池、期待通り誰もいない河童橋など、冬の上高地を思い切り満喫しました。

最近はスノーシューもいろいろな場所でツアーが組まれたり、コースが整備されたりするようになってきたので、興味のある方はネットで検索してみると良いかと思います。雪の上を歩くというのも楽しいですよ。

日本横断十連プロジェクトの一環で、先日の1月8～10日に四国を歩いて来ました。コースは高知県高知市（桂浜）→香川県琴平町（琴平駅）の116kmでした。直前まで同じ横断十連の子午線ルートで兵庫を歩こうと思っていたのですが、コロナの状況等諸々の事情で四国に変更しました。

１日目は高知県の桂浜をスタート。龍馬像を堪能してから立派な浦戸大橋を渡って一気に北上。気温が微妙で、ダウンを脱ぎダンガリーシャツとフリースで歩きました。昼食後は登坂車線があるくらいの山登り。国道でしたが、下りにさしかかる頃にはあまりに静かだったので、音楽を聴くのを止めて歩きました。最後は真っ暗な中を土佐北川駅まで。

２日目は、朝早く宿を出て移動、歩き、そして観光と目一杯の一日でした。最初の休憩で日本一の大杉と美空ひばりさんの碑を見学した後は、午前中のうちに31kmを歩いて大歩危まんなかに到着。昼食後に遊覧船観光、かずら橋観光をしてから最後のひと頑張りで小歩危駅に到着。宿の風呂や食事がとても良くて疲れも癒やされました。

３日目は山越えの45km。前日夜から左足甲が腱鞘炎で痛かったのもあり、衣類を全て送り返す作戦を決行。おかげで荷物が軽くて楽に歩けた一日でした。早朝の朝霧の中に浮かぶ幻想的な小歩危峡を見ながら懐かしの阿波池田へ。その後、必死に歩いて念願の秘境駅の坪尻駅へ。何とも言えない雰囲気に大満足でした。ゴールの夕闇迫る琴平の町も素敵でした。

横断十連の四国ルート残りの約15kmは、津嶋神社本殿に渡ることができる８月に歩こうと思っています。コロナが収まってくれたら、今年の夏に歩きたいと思っています。

皆様、あけましておめでとうございます。2022年（令和４年）のスタートです。

昨年は、４月に校長に昇任し、慣れない役職、慣れない職場でなかなかハードな一年でした。でも、今までの副校長より勤務の制約が少なく、８月に北海道、１０月に九州と２回も２泊３日の歩き旅に出かけることができました。実は先週も２泊３日で四国を歩いていたため、こんな遅い年始のご挨拶になりました。

サイトの方は、いよいよ２０周年目前ですが、今年も常に最新の情報がお届けできるよう、引き続き更新を欠かさず頑張っていきたいと思っています。本年も歩き旅.comをどうぞよろしくお願いします。