（前回より続きます）第５CPを出発後、すぐに六郷橋を渡って東京都入り。第６CPまでの７kmを２セットで歩きましたが、さすがに疲れているのかしっかり２時間程度かかりました。第６CPに着く頃には空も白み始めてきました。第６CPでは温かい味噌汁と第２CPでもらっておいたおにぎりで軽い朝食をとり、最後の区間を歩き始めました。

最後のゴールまでは14kmを３セット。途中の歩道橋から東京タワーを見たり、高輪ゲートウェイ駅の周りの工事している箇所を通ったりと、東京に帰ってきたなぁと感慨にふけりながら歩きました。最後の４kmの直線は、あと少しということで気が抜けたか、橋によるアップダウンもありキツい歩行になりました。それでも何とか歩ききって8:30過ぎにゴールしました。

ゴール後は、記念写真を撮った後、記録賞やフィニッシャーＴシャツなどをもらって一休み。脚に針も打ってもらってから帰宅しました。正直歩き切る自信はありましたが、何と言っても100kmという距離は未経験だったため、本当に歩き切れてよかったと思いました。

歩き終わってから調べたら、100km程度のエクストリームウォーク的なイベントは日本各地で開催されていることを知りました。ゴールが東京ではないと歩き終わった後が辛そうですが、今度はぜひエクストリームウォーク関西を歩いてみたいと思っています。

（前回より続きます）第２CPを出発後、夕暮れから夜を迎える中を第３CPへ。今回私は、遅くとも９時までにスタートできて制限時間26時間のチャレンジコースを選びましたが、その理由が、この第３CPがスタートから54kmで関門時刻が21:30ということがありました。それくらいここの関門は厳しい時刻設定なので、とにかく勝負の20kmだと思って頑張りました。

その甲斐あって第３CP到着は20:30頃。アクエリアスや魚肉ソーセージなどをいただきましたが、真っ暗な狭い休憩場所で大勢の人たちが座り込んで休んでいる光景は異様でした。この関門を突破できたことで完歩が見えましたが、気を抜くことなく次のCPに向けて出発しました。

もうすっかり夜間歩行となる中、横浜みなとみらいの夜景を見ながらの14km。暗い中の歩行は気が滅入りますが、今回は一緒に歩いている仲間がいると思うと安心感が違い、気持ちが落ちずに歩けました。

第４CP着は夜中の１時過ぎ。夜食にカップラーメンを食べて元気を出しましたが「もう２度と参加したくない」という声が聞こえたり、机に突っ伏したり横になったりして寝ている人がいたりと、かなりのカオス状態でした。

さらに２時間ほど歩いて第５CPへ。もう真夜中でしたが、途中で足を半分引きずりながら歩いている人を追い越したり、リタイアした人を乗せるタクシーを見たりと、厳しい現状も目の当たりにしました。第５CPからは24時間以内のゴールが見えてきたので、それに合わせて休む時間も調整しました。（次回に続きます）

先日の11月12日（土）～13日（日）に、エクストリームウォーク東京100に参加しました。これは、小田原→東京間の100kmを24～26時間ぐらいぶっ通しで歩くイベントで、今回で第５回を迎えるものでした。

私は、自分のペースで歩けないことや周回コースが好きではないことなどの理由から、日本スリーデーマーチのように大勢で歩く大会に参加したことはなかったのですが、今回は100kmという距離に惹かれて挑戦してみたいと思ったのです。

当日は朝に小田原入りをして、いよいよ8:45にスタート。とにかくロードを歩くことには慣れているので、国土地理院の地図に落としたルートを参考に、周りのペースに惑わされることなく、いつも通り５km（１セット）毎に休憩をとりながら最初のCP（チェックポイント）を目指しました。

第１CPでは買っておいたおにぎりともらったカレーパン＋水で昼食を兼ねた休憩。結構暑かったので日陰で靴下まで脱いで休憩しましたが、日向の芝生で靴のまま休憩している人も多くてビックリしました。

次のCPまでは12kmだったので、６km×２セットで踏破。茅ヶ崎のビーチをサザンオールスターズの曲を聴きながら良い気分で歩きました。ちょうど日も暮れてくる頃に江ノ島の近くの第２CPに到着。34kmコースの人たちがゴールするのを横目に、関門時刻の厳しい第３CPに向けて再び歩き始めました。（次回に続きます）