夜間歩行
夜間歩行はできれば深夜より早朝に。絶対に必要なのはライト(懐中電灯)です。安全のためにザックに蛍光テープを貼りましょう。
深夜よりは早朝に
歩き旅をする際は、思いっきり暑い真夏を除いて、歩くのはお日様の出ている日中になると思います。人間の体内バランスから言っても、夜間歩行は決して好ましいことではありません。
しかし、どうしても1日の距離が長い場合は、お日様がないときにも歩かなくてはなりません。そのような場合は、できれば夜明け前の早朝に歩くことをお勧めします。早起きは身体にも負担が少ない上に、これから明るくなってくるという安心感が違います。
いずれにしろ、暗い中を歩くのにはテクニックが必要です。必携グッズとともに紹介します。
ライトは必携
必ず携帯してほしいベスト1は、ライト(懐中電灯)です。大きな道路は街灯もあって安全ですが、少し脇道にはいると真っ暗ということはよくあります。また、自分は暗くても困らないという場合でも、自転車や車に自分の存在を知らせるために、ライトをつけて歩くことは必要です。
ライトは、懐中電灯で十分用が足ります。手に持って歩くことになるので、小型軽量のものが良いと思います。
手に持って歩くのが嫌な場合は、自転車用などのクリップ式ライトをつけて歩くのも良いでしょう。今はかなり軽量のものも市販されているので、使い勝手の良いものを探してみてください。ただし、頭につけるヘッドランプは、足下がうまく照らせないのでお勧めできません。
反射シート・反射テープの活用
意外と思いつかないものですが、歩行中の安全のことを考えて、反射シートや反射テープを活用することをお勧めします。車通りが多いのに歩道がない道を歩くときなどに活躍します。
貼る場所は、自分の身体(ウエア)でもいいですが、脱ぎ着することを考えるとザックがベストです。それも、自分のライトの光が届かない背面に貼ることをお勧めします。小さい面積でも効果はあるので、ザックのストラップなどを活用してください。