九州ステージ
日本縦断復路・九州ステージ。熊本県天草市(天草第5橋)から海を渡り長崎県の五島列島大瀬崎まで歩きました。15年をかけてスタート地点までたどり着き、感無量でした。
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コースと日程
この「九州ステージ」は、現在住んでいる東京から遠いため、飛行機で往復しながら歩いています。第1回、第2回とも、冬休みを利用して歩きました。西海橋を歩いて渡りたくなり、ルートを変更して中通島から五島列島を歩くことにしました。
第3回は、都民の日を含む秋の3連休に出かけました。東京に台風が来る中、夏のように暑い福江島で大瀬崎まで歩き、15年越しでついにスタート地点までたどり着きました。
年月 | 場所 | コース | 日数 | 距離 |
---|---|---|---|---|
'17.01 | 九州 | 諫早駅→天草五橋(5号橋) | 3日 | 97km |
'18.01 | 九州 | 諫早駅→肥前大島港 | 2日 | 71km |
'19.01 | 九州 | 肥前大島港→奈良尾港 | 2日 | 44km |
'21.10 | 九州 | 福江港→大瀬崎灯台 | 2日 | 52km |
歩きの記録
第1回歩行初日は、諫早駅→小浜温泉の28kmのコース。快晴のもと、雲仙普賢岳を見ながら海沿いの九州自然歩道を歩きました。「湧出量×湯温」で求められる放熱量が日本一と言われている小浜温泉は情緒満点で、貸切状態の宿の風呂に心も体も癒やされました。
2日目は、小浜温泉→天草本渡の35kmのコース。午前中は晴天のもと、ずっと海沿いの国道を歩きました。口之津から鬼池までは、昼休憩を兼ねてフェリーで移動。午後少し雨に降られるも、何とか宿まで到着。本渡はUNICROやTSUTSYAなどもあり、どこの都会かと思うくらいの街でした。
3日目は、天草本渡→天草五橋(5号橋)の34kmのコース。スタートは本降りの雨。傘の骨が折れそうな向かい風の強風の中、地図を落とし、あせって探すハプニングも。午後には晴れて気持ち良く歩き、最終セットでは松島の町から見えた真っ赤な5号橋(松島橋)に感動しました。
→不定期更新日記(39)にも記録があります。
第2回歩行初日は、諫早駅→川棚駅の35kmのコース。日射しは暖かく風が冷たい中を、長崎街道を北へ歩きました。工事中の長崎新幹線の線路を見たり、松原宿という宿場を歩いたりしました。歩き始めが遅かったため、最後は心許ない夜間歩行になりました。
2日目は、川棚駅→肥前大島港の35kmのコース。ハウステンボスを素通りして西海橋へ。西海橋(新)は、有料道路の下が歩行者・自転車専用道でとても快適でした。フェリーの時間がギリギリになり、後半にあせって歩いたら右足首に腱鞘炎が出てしまい、とても大変でした。
→不定期更新日記(43)にも記録があります。
第3回歩行初日は、肥前大島港→崎戸の8kmと友住→有川の10kmのコース。肥前大島→崎戸は、時間に余裕もあり、ノスタルジーを感じる歩行でした。崎戸→友住は1日1便のフェリーで移動しましたが、降り立ったのは一人だけ。念願の五島列島上陸にとてもワクワクしました。
2日目は、有川→奈良尾港の26kmのコース。五島列島は中通島の西側の国道ではなく東側の県道を歩いたため、小さな集落から急峻な峠を越えて次の集落へといった感じでした。野生の鹿と猪を見たり、世界遺産に指定された教会群のうち2つの教会を訪れたりしました。
→不定期更新日記(48)にも記録があります。
第3回歩行初日は、福江→玉之浦町大宝の28kmのコース。福江の町はマキモトキヨシやGEOなどがあり、いろいろ揃っている都会でビックリ。市街を抜けた後は山道と集落の繰り返しで、夕方やっと反対側の海沿いへ。宿をとった大宝という集落は海沿いの静かな集落で良いところでした。
2日目は、大宝→大瀬崎灯台→玉之浦の24kmのコース。ルルドで有名な井持浦教会を経て大瀬崎灯台を目指しました。手前の駐車場までの道のりはかなりの上りで結構疲れました。展望台からの灯台を堪能した後、最後のアプローチ。灯台は本当に断崖絶壁にあり、すぐ近くまで行けて感動しました。
→不定期更新日記(54)にも記録があります。