11/25 49日め 青海→泊

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親不知子不知はやはりスゴかった。険しさと道路(国道)の危険さは予想を上回るものだったが、その分絶景も多く、感動も味わえた。今日は「泊泊」(とまり・はく)だ。

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11/25 49日め 青海→泊 27km 曇

やった~! 今日は「泊泊」だ。つまり「とまり・はく」で「泊泊」だ。やってみたかったんだよこれが。う~ん満足。今日は降水確率20・60だったが、結局歩行中は一滴も落ちずラッキーだった。こういう日もなくっちゃな。

昨日から今朝にかけてさんざん驚かされていたが、親不知子不知の険しさと道路(国道)の危険さは予想を上回るものだった。しかし、予想を上回った分だけ感動も大きく、たくさん写真を撮ってしまった。

とにかく午前中の青海→市振間はスゴかった。ちょうど日本アルプスの北端が海に落ちている所ということで、そのスゴサも納得できた。しかし、もちろん国道に歩道はなく、右側は防砂(岩)壁に囲われているとはいえ断崖絶壁。それにトラックも結構多く、たいへん神経をすり減らす歩行だった。1セットめでは海上に掛けられた橋も渡ったが、何とも心なかった。

まぁ何はともあれ予想以上の親不知子不知だった。今回の日本縦断歩行の「最大の難所」だったのではないだろうか。市振駅で昼食。芭蕉の句碑「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」を見逃したのは残念だった

午後は3セット。午前中後半から少し痛かった左足甲が、本格的な腱鞘炎の痛みのようになってあせる。湿布をして歩いたらだいぶ良かった。途中から富山県入り。新潟県の印象は「変に都会化された中央と素朴な地方(周囲)といったところか。