12/8 62日め 東舞鶴→福知山市下天津
大江町に宿が取れず、下天津駅から福知山に出て旅館に泊まる。最終セットで宿取りの電話をかけさせてもらったまんじゅう屋でとてもよくしてもらい、人情にジーンときた。
12/8 62日め 東舞鶴→福知山市下天津 36km 曇時々雨
今日は結局コース上で全く宿が取れなかったので、電車を使って福知山駅まで来て駅前の旅館に泊まっている。これで、切ったところで泊まれず、交通機関を利用するのは3度めだ。
昨日の旅館は500円まけてもらったのはいいが、最高に居心地が悪く、朝は7時半に食べて8時過ぎにはさっさと出る。朝は降っていなかったが、しばらくするとパラパラと雨が降り出す。一番ひどかったのは2セットめの西舞鶴市街に入ったところで、このときは一時歩行を中断するほどのものすごい降りだった。NTTに寄って大江町の宿を調べるも、昨日断られた所よりなく、どうしようと思いつつ歩く。
1セットめの白鳥峠も怖かったが、3セットめの念仏峠、滝尻峠も結構怖かった。と言うのも、道幅が極端に狭い上にカーブが多く、しかもトラックが多いという状態だったからだ。すれ違うトラックに向かって「バカヤロー!」とどなるシーンが数回はあった。
お腹もすいたし、12時半と結構な時間になったので、予定を早めて4セットめで昼食。近くの小学校から昼の放送で物語が流れていて面白かった。「ウサギとカメのその後」という話が何と時間が来たようで途中で終わってしまい、とても残念だった。ぜひ続きが知りたいものだ。
8セット歩いて大江着。下天津の駅ネも考えたが、やはりやめて福知山へ行くことにする。まんじゅう屋で最中を買って今日と明日の宿取りをさせてもらったのだが、両方とも快く一発で取れて嬉しかった。また、この店の人にはとても良くしてもらった。最終セットで、海援隊の曲「間違ってるかも知れないけれど」の最初のフレーズ「人の言葉に傷つけられても どこへも逃げまい 破けた心を繕う糸は やっぱり人の言葉」を歌ったらジーンと来た。