2/8 97日め 海潟温泉→鹿屋
寒の戻りで冷え込んだ一日だったが、それでもずいぶん暖かかった。鹿屋航空基地資料館の特攻隊の若者の遺書は涙なくして読めなかった。反戦の思いを新たにした。
2/8 97日め 海潟温泉→鹿屋 28km 晴
今日は寒の戻りで、全国的に一気に冷え込んだ。鹿児島でもその影響で昨日より寒く、お店の人や通りすがりの人と話すと「また寒くなりましたねぇ」ということだったが、それでもずいぶん暖かく、もうスタジャンは朝だけ、という感じだ。
朝はそれなりに冷え込んだため、フル装備で出発するが、2セットめの休憩の時点ですぐに暑くなり、セーターの上はウインドブレーカーのみで夕方までずっと歩けてしまった。それにしても昨日の宿は大当たりだった。
おかみさんに見送られて7時45分に出発。見事な晴天に心も弾む。1セットめは垂水バスセンターまで。バスセンターの中は狭いのにタバコの煙が充満していて超嫌だった。昼を食べたフェリーターミナルでも中で平気でタバコを吸う奴がいたし、地方は遅れているなと思った。
午前中は4セット歩いて古江で昼食。古江は「鹿屋港」を持っており、鹿屋の港町として発展したよう。昼の歌謡曲の稲垣潤一特集を聞きながら食べる。「君のためにバラードを」は良かった。
午後は、昼前に情報を仕入れた鹿屋航空基地資料館を目指してスタート。6セットめに着いて見学したのだが、これが本当にスゴかった。まず海上自衛隊の基地の中にあったのにもビックリしたが、何といっても印象に残ったのは、特攻隊に出撃した若者の遺書だった。特にきれいな字で長々と綴られた福岡の林さんという方の遺書は、読んでいて涙がこぼれた。広島でもそうだったが、反戦の思いを新たにした一日だった。
夕食はファミレス「Joyful」でサイコロステーキを食べた。おいしかった。