くつ下
くつ下は、やや厚手のウォーキング用のものがお勧めです。マメの予防のために、雨の日に濡れたくつ下は早め早めに取り替えて歩きましょう。
くつ下の選び方
くつと同様、くつ下も大事なポイントです。最近のくつ下は性能が良くなっているので2枚重ねなどをする必要はありませんが、マメ防止のためには、やや厚手のもの、それもできればウォーキング用やトレッキング用のくつ下をお勧めします。
私の愛用しているのは、素材が毛(ウール)と化学繊維(ナイロンやポリエステルなど)のハイブリッドになっている物です。それぞれの良いところを取り入れて、ドライ感とホールド感両方に優れています。素材の構成具合が違う物がいろいろあるので、履き比べてみると良いと思います。値段は一足\2,000~\3,000程度です。
また、サイズを自分に合った物を選ぶのは当然として、厚さや長さを選べるタイプもあります。ロードを歩く場合は、基本は中厚手のクルーソックス程度の長さの物をお勧めしますが、暑い夏などはショートでも良いと思います。ただし、基本的にアスファルトで舗装された道を歩くため、あまり厚さが薄い物を選ぶと疲労や故障に直結するので注意が必要です。
くつ下の交換
足は1日に約コップ一杯分(200cc)の汗をかいています。そのうち約半分は歩くときにフイゴのような作用が働いて、くつの上縁から出ていきます。そして残りの半分はくつ下に吸収されます。この時、くつ下の吸湿が悪いと、マメの大きな原因の一つである「湿気」が必然的に高まって、マメの発生を見るはめになってしまいます。
また、雨の日は、ゴアテックスのくつに厳重に防水スプレーをかけたとしても、1時間もしないうちにくつの中はすっかり濡れてしまいます。いくらカサを差しても足元は無防備な状態で雨を受け続けるので、こればかりはどうしようもありません。
なので、いくら吸湿性の良いくつ下でも限界はあります。マメの予防のためには、汗や雨で濡れたくつ下は、早め早めに取り替えることが大切です。私は、雨の日には1日平均3~4足程度のくつ下を履き替えてマメを防ぐようにしています。