今日は「怒りの極致」と「あきらめの境地」の日であった。自然には逆らえない、なるようにしかならない、と思った（悟った？）。

昨晩はバス停で寝たのだが、数回起きた他はずーっとよく眠れた。が、明け方にはものすごく冷え込んで困った。次の出発からは寝袋をダウンに代えないと無理のようだ。

午前中前半は雨に降られる。しかし、５日中３日も雨に降られるとは全く頭に来る、ということで、この辺から機嫌が悪かった。 雨もあがって少し歩いた頃に昼食。バス停の中。例によって食べ終わった後、シートにくるまって昼寝をした。気持ちよかった。

午後の３セットは大変だった。お昼に休んでいる間中、ずっと日が差していたので、もう大丈夫と思い、雨仕度をすべてしまってしまう。これはミスだった。ラジオの天気予報を聞いて、これはマズイかなと思いつつ少し歩くと、パラパラときたので、本降りにならないうちに雨支度のし直し。

しばらく歩くと本降りのように降ってくる。「もうこれ以上降ったらキレルぞ」と思っていた矢先だったので、超頭に来まくり。怒りながら歩く。この辺が「怒りの極致」。その後は、雨は止んだものの風がひどく、それも見事な強風＆向かい風だったので、進むのにも苦労する。この辺はもうどうしようもないと思い、「あきらめの境地」だった。

羽幌は久々の町で、あちこちに公衆電話やスーパーがあったり、そのスーパーにたくさん商品があったりするのを見て驚いている自分がおもしろかった。