道内に戻り、再び本線に戻ってきた。よかった。よく高速船が来てくれたと思った。高速船が見えたときには、ホントに嬉しかった。

朝はゆっくり７時起きで、7:30から朝食。身体がすっかり朝型になってしまい、夜は早く眠くなり、昼寝は眠れず、朝は早く目が覚めてしまう毎日だ。船が来るまで時間があったので、オンコ（イチイ）の原生林を見に行く。原生林はわかりやすい複層林であった。森の中で目をつぶったら、森はドームのようになっていて、風や雨をさえぎっていることが実感できた。

船で天売島に渡り、歩き出す。お土産を買ったところの人たちの愛想がとてもよかった。天売の西海岸は「見事！」の一言。断崖絶壁が続く、壮観な眺めであった。観音崎は柵の外へ出てみたが、えらく怖かった。赤岩まで行って昼飯。赤岩は思っていたほど大きいものではなかった。鳥が飛んでいない赤岩は面白味に欠けた。

港へと向かう道では、高速船が来るかどうかが気になる。14時頃に「ボーッ」という音が聞こえたような気がするも、焼尻島着＆発時刻には何も聞こえなかったので、半ばあきらめていたら、ちゃんと来て歓喜！

高速船はフワッとした揺れがなく、酔わなかった。天売－焼尻間は定員200名のところを一人で貸し切りだった。羽幌からは２セット歩いて、今は苫前。１セットまるまるの夜間歩行はキツかった。