12/4 58日め 今庄町湯尾→敦賀

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北陸本線の線路跡の道の途中、電灯も何もない真っ暗な一車線のトンネルを結構な時間歩く。前代未聞の恐ろしさと危険度MAX! トンネルを全部抜けたときは心底ホッとした。

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12/4 58日め 今庄町湯尾→敦賀 29km 小雨のち晴

11月25日に越えた親不知子不知は地形的に最大の難所だったが、道路的に言えば今日は前代未聞の恐ろしさ&危険度だった。何と言っても一車線のトンネルで、電灯も何もない真っ暗な中を結構な時間歩いたのだから、今思い出してもよく無事に歩ききったなと思う。

朝は外を見ると雨が降っていて、出発近くなってもなかなか弱まらないので、少しゆっくり用意して7:55出発。もうこの頃はだいぶ雨もやんでいた。

昨日同様、国道は歩道もなく怖かったので、いきなりコース変更して街中を歩く。今日はこのスタート時から始まって、ずーっと旧北陸本線だった道路を歩いた。人気のない山間部に入っていくと、まるで線路の上を歩いて行くような錯覚に陥ってしまった。

3セットめまでは、予報30%の雨に降られながらも何とか順調に歩く。しかし、4、5セットめは恐怖だった。最初に書いたように、真っ暗な一車線道路(車1台分の幅しかない!)のトンネルを歩いたのだから、車に以上に気を遣った。

まず、トンネルに入ったら、ほとんど歌も歌わず、車の接近の音に精一杯の注意を払う。車がトンネルに入ったら、持っているライトを点滅させて、ゆっくり追い越しorすれ違いをしてもらうというようにしていた。しかし、これでも恐怖なので、途中からは車がトンネルに入ったら、横にあるちょっとした穴に入って車をやり過ごすというようにした。車、特にトラックがすぐそばを猛スピードで通り過ぎていくのは、恐ろしさの極みだった。トンネルを全部抜けたときは、心底ホッとした。

今日の昼は何と高速道路のサービスエリアに潜り込んで食べた。明日は短め休養日。嬉しい。