ブランクの後というのに、宿の関係で37kmも歩いてしまった。すごく疲れた。しかも、歩いているうちは感じなかったのだが、さっき計ったら熱が37.5℃もあった。とにかく、とりあえずは無理しても下関までは行こう。あとはそれから考えよう。

半月庵では、朝食の給仕をしているおばちゃんが俺を覚えていてくれて、とっても嬉しかった。朝は熱もあまりなかったので、やはり歩くことにする。歩いている途中はずっと調子良かった。

後から気付いたのだが、今日は「大寒」で、朝からずっと寒かった。朝夕はフル装備で、何と６枚の重ね着をした。下から、Tシャツ、ダンガリーシャツ、セーター、レインウェア、ウインドブレーカー、そしてスタジャンだ。これだけ着込むとさすがにあまり寒くなかったが、ザックを背負うと少し胸が苦しく、手も動かしづらかった。下は相変わらずジーパンだ。

午前中３セットめまでは、もと有料だった欽明路道路。車がものすごく多く、トンネルもあって歩きにくかった。４セットめの高森で昼食を買い、米川の駅で昼食。駅も涼しかったので、昼休憩も早々に切り上げて午後の部出発。…その前に宿取りをしたのだが、なかなかうまくとれず、１０分ぐらいかけて下松にとった。電話の応対一つとっても、この辺の人はいい人が多いと思った。

午後は冷たい風の中を４セット。後半はかなり冷え込み、休憩の場所がなく、長いセット切りになる。大相撲を聞きながら歩いた。明日は防府だ。熱が下がってほしい。